広島大学 大学院医系科学研究科 附属RI研究共同施設
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利用について
はじめに
利用するためには
  使用講座登録
  取扱責任者の選出
  放射線業務従事者登録
施設利用時間
入室から退室まで
  出入りについて
  個人被ばく測定について
  実験衣について
  消耗品について  
実験室の使用について
設備の使用について
  室内換気について
  ハンドフットクロスモニタの使用
  ドラフトの使用
  放射線測定器の使用
  共通機器の使用
持込み機器について  
施設で使用できるRI
RI受入(購入等)について
RI保管について
RI使用について
RI廃棄物処理について
放射線業務情事者証明書の発行
学生実習等について
下限数量以下のRIの管理区域外の使用について
 
放射線の安全取扱い
はじめに
放射線の測定
被ばくに対する対策
記録の作成
 






利用について
はじめに
 施設は放射性同位元素等を用いた医学及び関連領域に関する教育、研究のために利用する共同施設です。
 「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律」及び広島大学放射性同位元素等管理規則」等に規制されている施設です。
 施設を利用する方は、法令を遵守し使用して下さい。

利用するためには
使用講座の登録
 施設を利用するためには、使用講座の登録を行います。
                               
取扱責任者の選出
 講座登録後、取扱責任者を選出してください。
 選出された方は、取扱責任者となります。
 今年度の取扱責任者一覧

放射線業務従事者登録
 放射線業務従事者登録をしてください。登録は、登録申請書の提出、教育訓練、健康診断が必要になります。
 登録完了後、施設利用が可能となります。

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施設利用時間
 24時間、365日使用できる施設です。
 平日(8時30分〜17時)は、管理室職員が常駐しています。

入室から退室まで
出入りについて
施設玄関
 通常、閉錠しています。入室リーダを設置していますので、職員証または学生証(IC)カードをかざし、電子錠を開錠してください。
 ただし、平日(8時30分から17時15分)は、開錠しています。

管理区域
 (入室時)
 入室リーダにガラスバッジのQRコードを読み込まし、ドア(自動)を開けて入室してください。
 (退出時)
 ハンドフットクロスモニタにガラスバッジのQRコードを読み込まし汚染検査を行い、汚染がないことを確認し退室リーダにガラスバッジのQRコードを読み込ますと、ドア(自動)が開きます。退室してください。

 一時立入者(見学者等)については、あらかじめ放射線取扱主任者及び施設長の許可を受け、施設の放射線業務従事者と一緒に入室してください。この際、一時立入者名簿に記入し、ポケット線量計を携帯してください。
随伴する放射線業務従事者は、一時立入者が不必要に被ばくすることの無いように十分な注意を払ってください。

貯蔵庫
 在庫管理システム内の「入室のみ」を押した後、入室リーダにガラスバッジのQRコードを読み込まし、ドア(手動)を開けてください。退出時は、ノブを回し手動でドアを開けてください。

廃棄物保管庫
 入室リーダにガラスバッジのQRコードを読み込まし、ドア(手動)を開けてください。退出時は、ノブを回し手動でドアを開けてください。
 

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個人被ばく測定について
 個人被ばく管理用のガラスバッジが用意されています。管理区域に入るときは着用してください。被ばく管理用のガラスバッジは、月の最終日〜翌月初日の間に交換します。その間には必ず所定の場所に置いてください。

実験衣について
 実験着(黄衣)は、汚染検査室の戸棚に収納しています。使用者は実験着(黄衣)を着用してください。使用後は、使用済みトレイ(洗濯用)に入れてください。
 また、鉛エプロンも用意しています。

消耗品について
 ポリ手袋、簡易マスク、ポリ袋等については、汚染検査室の物品戸棚に用意しています。

実験室の使用について
 実験室の使用上の注意を参照し、被ばくすることの無いように十分に注意してください。

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設備の使用について
室内換気について
 排風機操作盤は管理区域入口に設置しています。滞在する実験室フロアの換気スイッチをON/OFFしてください。

ハンドフットクロスモニタの使用について
 汚染検査室に2台設置しています。ガラスバッジのQRコードを読み込ましてから、手、足、衣服を測定してください。汚染が検出したときは、汚染源を確認し、除染等を行い再度ハンドフットクロスモニタで測定してください。スリッパ汚染が検出した場合は、管理室職員が常駐している場合は連絡し指示に従ってください。

ドラフトの使用について
 すべて室内換気と連動しています。室内換気がONであれば、ドラフトをONできます。 

放射線測定器の使用
 放射線測定器は汚染検査室の物品戸棚の中に用意しています。
 バッテリー切れのときは管理室に連絡してください。

共通機器の使用
 共通機器は予約なしで使用できます。
 使用中は使用者等を明記してください。

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持込み機器について
 連絡先、所属、氏名等を明記し、持ち込んで使用してください。
 持ち出す場合は、必ず汚染検査を行ってください。

施設で使用できるRI
 施設使用できる放射性同位元素(RI)は9核種で、これ以外は使用できません。注意してください。詳しくはこちらを参照してください。

RI受入(購入等)について
 1. 購入する R I を決める。
参照: J-RAM (ラジオアイソトープ受発注システム https://www.j-ram.net/
公益社団法人 日本アイソトープ協会
医薬品部 医薬品・試薬課 ( TEL: 03-5395-8033 )

2.RI管理番号を管理室(内線:5102)に問い合わせる。
  アイソトープ発注書に記入する。

3.各研究室の会計システムに入力し、【支払区分】 【経理単位コード】 【物品請求番号】 を記入する。

4. 必要事項を記入し、R I 管理室へ提出する。
( メール: rikasumi@hiroshima-u.ac.jp でも可 )
提出期限: アイソトープ協会締切の 前日 24時厳守
 
*詳しくはこちらを参照してください。

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RI保管について
 貯蔵庫の所定場所及び講座ごと振り分けされたボックスに保管しています。使用するため貯蔵庫から持ち出す際は、必ず在庫管理システムに入力をしてください。

RI使用について
 実験で使用する量のみを配分室(試料調整室)で取り、残りは貯蔵庫に保管してください。

RI廃棄物処理について
 実験で生じるRIゴミは、しっかり廃棄区分にしたがって分別し、廃棄物保管庫の所定ドラム缶に収納してください。
(分別方法)
    可燃物・・・・・ペーパータオル、ろ紙など
    難燃物・・・・・プラスチック製品など
    不燃物・・・・・ガラス、金属、塩ビなど
    無機液体・・・・水溶液
    有機廃液・・・・シンチレータ
    動物・・・・・・RI実験で生じた動物。乾燥させたもの
(廃棄方法)
  可燃物、難燃物、不燃物は、各区分ごと透明なポリ袋に入れ
  表面に廃棄物シールを貼る。
(針等)
  針や刃物など先端が鋭利なものは、廃棄保管庫1室内棚の
  「針など」にある容器内に保管廃棄してください。
(RI原液容器)
  廃棄保管庫1室内の棚にある 「原液保管廃棄専用容器」
  に外容器ごと保管廃棄してください。
(無機廃液)
  廃棄保管庫1室内の廃液収納バットにある、各研究室の
  専用容器を使用してください。
  *容器の不足等ございましたらRI管理室までご連絡ください。
(有機廃液の焼却)
  廃棄保管庫1室内の廃液収納バットにある、各研究室の
  専用容器を使用してください。
  管理室職員が焼却処理しています。
  焼却可能な核種とその濃度は、
   3H(37Bq/ml)、14C(37Bq/ml)、
   35S(3.7Bq/ml)、32P(3.7Bq/ml)、
   33P(3.7Bq/ml)、45Ca(3.7Bq/ml)です。
 *容器の不足等ございましたらRI管理室までご連絡ください。

放射線業務従事者証明書の発行
 学外放射線施設の利用に際し、必要なときは放射線業務従事者証明書を作成します。

下限数量以下のRIの管理区域外の使用について
 下限数量以下の使用についてはこちらを参照してください。

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放射線の安全取扱い
はじめに
国際放射線防護委員会(ICRP)により、放射線利用における三原則が示されています。

(1)行為の正当化
  放射線利用によって生じる利益が、それにより予測される不利益よりも大きいこと。

(2)防護の最適化
  放射線による被ばくは、経済的および社会的要因を考慮に入れた上できる限り低く抑えること。

(3)線量制限
  被ばく線量は線量制限を超えないこと。

放射線利用は、被ばくをしないように安全取扱いに十分注意を払い、より大きな利益をもたらすようにしましょう。

放射線を利用するときに何か不明な点や事故が生じたら、必ず「放射線主任者」や「管理室職員」に連絡してください。

放射線の測定
測定器は、利用する放射線の種類に応じた測定器を使用する。

(β線の測定)
GM計数管式、電離箱式、シンチレーション式、ガスフロー式

(γ線の測定)
電離箱式、シンチレーション式

作業を行う際は、個人の被ばく線量を測定するために個人被ばく測定器を必ず着用してください。検出器の種類は以下の通りです。

(検出器の種類)
フィルムバッジ、熱ルミネセンス線量計、電離箱式線量計、半導体式、蛍光ガラス線量計


被ばくに対する対策
被ばくには「外部被ばく(身体の外から放射線を浴びる)」と「内部被ばく(体内から照射される)」があります。

外部被ばく防止の三原則は以下の通りです。
    (1)時間を短くする
    (2)距離をとること
    (3)遮蔽を行うこと

記録の作成
放射線及び放射性同位元素を使用するときは、使用状況や数量等を記録する必要があります。
使用する時また使用後、指示に従って在庫管理システムに入力してください。

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