広島大学 大学院医系科学研究科 附属RI研究共同施設
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概要
許可核種及び使用条件
下限数量以下RIの管理区域外使用について
 

挨拶
 
 広島大学大学院医系科学研究科RI研究共同施設は、昭和36年に医学部RI研究室として設置され、その後の変還を経て平成18年度にRI研究共同施設になりました。設置当初から最近まで井出利憲先生(元研究科教授、現愛媛県立医療技術大学学長)と関係者のご努力により施設が発展・維持され、放射性同位元素(RI)を用いた研究と教育において、霞地区の医歯薬保健学研究院の研究者をサポートしてきました。近年、実験技術の非RI化が進んで使用は減少しているものの、放射性同位元素は分子標識の方法として生命科学に不可欠な研究手段であり続けています。
 放射線が生物に及ぼす影響から、RIの使用は個人の安全と環境に配慮しながら適切に管理される必要があり、放射線障害防止法等によって規制されています。また施設内の遺伝子組換え生物等の使用、動物実験についてもカルタヘナ法等や動物実験ガイドラインがあります。これらの関連法令を遵守しながら、多くの使用核種を利用可能にして測定器等を保持、更新するなど研究者の支援体制を整えています。さらに平成18年度から下限数量以下の非密封放射性同位元素の管理区域外使用を開始し、各自の研究室(監視区域)で放射性同位元素を使用することを可能にし、研究者の利便性を大いに高めました。 

                      施設長 坂口剛正
             (大学院医系科学研究科 教授)


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